【参加レポ】GPT技術活用イベント in 沖縄:AIでビジネス効率化への挑戦!
イントロダクション
なぜ参加したのか
先日 EC-GAIN さんがプレスリリースを出されており、今後の動向を注目しておりました。その後EC-GAIN さんが主体のコミュニティが発足し第一回のイベントが開催されるということで、オフライン参加してきました。
イベント概要
- イベント名: GPT 技術活用イベント in 沖縄:AI でビジネス効率化への挑戦!
- 開催日: 2023 年 4 月 15 日(土)
- 開催場所: Lagoon Koza+オンライン
- 主催: GPT Okinawa - connpass
「生産性 10 倍にする」を旗印に立ち上げられたコミュニティ。
その記念すべき第一回のイベントとなります。
※登壇資料が公開された場合は適宜追加します
イベント内容
登壇 1:GPT を使って行ったプレスリリースまでのプロセス
発表者:神谷築/pippin の CTO
発表資料:GPT を使って行ったプレスリリースまでのプロセス
ChatGPT4 の活用で 2.5 倍くらいは生産性上がった話。
ChatGPT4 の登場(2023/03/15)から 2 日後には PR を出すにいたった流れを紹介。
ChatGPT4 のおかげて、会議の持ち帰りなく進行できコーディングも補助してもらえた事例の話は参考になり、課金して使いたくなりました。
登壇 2:OpenAI APIを使った業務改善について考える
発表者:Tomo
発表資料:GPT 技術活用イベント in 沖縄 - Tomo -
ライブラリ関連のお話。
LangChainとLlamaIndexについての紹介でした。私が所属している会社でもChatGPTの活用を模索していたりするので、ライブラリの紹介の資料として使わせていただこうと思います(まとめていただき感謝)。
登壇 3:ライフイベント新聞 xGPT
発表者:琉球ミライ 野中 光さん
文章生成系の話。 自身の祖母のことを記事にしてもらった体験をもとに、新聞記事(風)の文章を生成するライフイベント新聞を思いついたそうです。
記事作成の部分をまるっと文章生成できれば、工数削減もきたいできそう。このあたりはアウトプットをいかに記事として出力できるかのプロンプト力(?)が試されることになりそう。終活の一環として半生を振り返るといった需要はありそうであり、本人にも、家族にとってありがたいものになりそうだと感じました。
登壇 4:AI 学習ロボの話
AI 関連ということで福岡からの参加。
ちなみにこの記事を書いている 2023 年あたりが「第 4 次 AI ブーム」らしいのですが、活動内容からもその前かもっと前のブームのときから精力的に活動されている様子でした。
※外国の企業と組んだり、リゾテックにも展示されたりしているらしい
※YOUTUBE 動画が発表資料となっていたので、見つけられれば後ほど追加します。
LT1:技術記事が書けない人は GPT に背中を押してもらおう
発表者: まぁし@TAM | Karachoco Code
発表資料:技術記事が書けない人は GPT に背中を押してもらおう
ChatGPTに記事構成を考えてもらったり添削してもらって技術記事各ハードル下げてこという話。
記事を書く前にまず記事構成を考えてしまい、それに時間がかかって結局書くことが続かないというのもあるあるな話(まさに自分)。記事によっていくつかテンプレを持っていればそのへんのハードルが下がりそう。
雑に書いて添削してもらうなども有効そうなので、活用していきちゃんと記事投稿を続けていけるようにしたい。
LT2:ChatGPT に Mermaid 記法でフローを書かせたりする話
カレーを作るフローを ChatGPT で Mermaid 記法で作成、Notion に貼り付けて表示させていた。
実際にデモをしながら、ChatGPT に自然言語で「色変えて」「A と B が接続するように修正して」など指示をだすといい感じに修正してくれていた。自分自身が Mermaid 記法がわからなくてもフローをいじれちゃうのが感動したとこでした。
LT3:AI スクラムマスター
発表者:いわむー@ヨガはいいぞ
発表資料:ChatGPT(OpenAI API)を使って AI スクラムマスターを作ってみた話
振り返り補助ツールにAIによるコメント機能を追加した話。AIのコメントなので適度なクッションになりつつ、それをきっかけにちょっと深い話までできそうでなかなかに面白そう。
同週の別のイベントにも参加されていたとのことで、前回の発表資料に加えおまけで有○風あだ名メーカーを作っていました(すごい)。
LT4:あなたのプロンプトに問題はありませんか
発表者:千葉 勇希
正規表現でいい感じにテキスト加工したいから ChatGPT と一緒に頑張った話。
試行錯誤した結果、求める答えにならない場合は聞き方(プロンプト)が悪いかもよという結論に。
プロンプト力が今後ますます試されるようになりそうと思いました。
LT5:イベントの開催も ChatGPT
発表者:高品美紀
発表資料:---
飛び入り LT。今後開催予定のイベントの募集内容やロゴなども ChatGPT や画像生成系 AI を
マーケッターの方だそうで、もともと自分で作っていた資料と遜色ない(なんなら、具体的な内容まであって負けてるかも!?)物ができがったり、自分が作ったロゴに対し、ベンチマークとなるロゴと比較させることで採点や改善点の提案をさせている話などが参考になりました。(画像をインプットに指定できるということは ChatGPT4 の話か。やはり ChatGPT4 できる子)
イベントの雰囲気
- テーブル席が埋まり追加の椅子を配置するくらいに人が多かった
- もともともは 10 人くらいのイベントだったらしいが、参加人数が増えた結果キャパの大きい会場になり、オンライン参加までできるようになっていた
- 開発職だけではなく、LT の発表などからも興味あるひとが参加していた様子
- ソフトドリンクだけじゃなくアルコールまで提供があったのは驚き
イベント参加後の自分のアクション
- 業務でもすでに活用している ChatGPT をもっと使いこなしたくなった
- 業務日報で「ChatGPT に投げたプロンプトの共有」もしているという話を聴けたので、さっそくとりいれてみたい
- slack のコミュニティに参加してみたが、この slack 自体も出来たてなのでうまく活用の指針を示してもらえると良いなと思っている
まとめ
- 生産性 10 倍にしたい勢はあつまれーー
- GPT4 はいいぞ
- GPT3.5 が小学生なら GPT4 は大学生とかなんとか
- 次回はロードマップ策定がメインということで、コミュニティ自体の方向性もはっきりするような回になりそう
- ChatGPT Meetup Tokyoの募集内容がちょうど理念に近い感じかなと思っている
コミュニティによる運営なので、参加者は「お客さん」ではありません。一緒にコミュニティメンバー同士で知見を深め合う助け合いの精神で行動をお願いします。
- slackコミュニティはこちら
おまけ
※この記事は下記の提案をもとに書きました。
t_yama5kさんはTwitterを使っています: 「構成案考えてもらったので、参加レポ書いてみます。 #沖縄GPTコミュニティ https://t.co/fWu5heZ6cl」 / Twitter